室内機の取付工事

室内機本体の裏側には、
冷媒管2本(太・細)
電源2本(コンセント差込み用・室外機用3芯電源)
ドレインホース(水拭き)
が納まっています。
これらを、それぞれ所定の位置へ取り付けるのが、エアコンの室内工事となります。

工事の概略

電源

(1)室内コンセント差込みへ

(2)室外機とつなぐ

冷媒管(太・細の2本)

(3)室外機とつなぐ

ドレインホース

(4)室外へ出す

エアコン工事は、室内機と室外機をつなぐことがメインとなります。
この2つをつなぐための「電源・冷媒管」と、
排水のための「ドレインホース」の3つをまとめて、
ひとつの穴から室外へ出すのが、一般的な接続方法です。

壁の“穴”の位置を確認

最近は、エアコン用の“穴”が最初から壁に開けてあるのが多いでしょう。
冷媒管を出す穴・ドレインホースを出す穴・コンセントの位置が、初めから、
設定されている場合は、エアコンの取り付け位置は、自動的にほぼ決まります。
その決められた範囲内で、ベストポジョンに室内機を設置する工夫をしましょう。
配管や電源を出来るだけ見えないようにするのが、ベストです。
壁に配管が這うのは見栄えが悪いだけでなく、省エネになりません。
配管が1m延長すると10%電気代が増えます。

確認するポイント

室内機ドレインホース冷媒管(太・細の2本)電源
  • 冷暖房の効率が良いか?
  • フィルターや取替え必要な付属品を外したりできるか?
  • 天袋の扉や収納の扉がエアコンに当たらないか?
  • カーテンなどがきちんと開け閉めできるか?
  • 見栄えは良いか?
室外機
  • 室内機に近いか?
    →遠くなるほど効率は下がります
  • 日が当たらない風通しの良い場所か?
    →効率を良くするためには熱を逃がすのがベストです。

同時に電源の位置も確認します。
電源がきていない場合は、さらに配線工事が必要になります。
コンセント差込の形が違う場合なども、プレートを取り替えます。

室内機の位置を決める“据付板(すえつけいた)”

室内機の取付け位置が決まれば、壁に“据付板”を取り付けます。
これで、エアコン本体がどの位置に付くか決まります。
ここで、注意すべきことは、ドレイン専用の小さな穴が壁にある場合があります。
そのドレイン専用の穴がある場合は、その位置によって、
電源・冷媒管とドレイン管が、最悪の場合、左右にバラバラになることがあります。
配管が左右に露出するため見栄えは良くないでしょう。
室内機は、水平からドレインの穴方向にほんの少し気持ちだけ、
傾斜をつけると水が流れ易いので、良いでしょう。

本体裏の加工

最初は、本体の加工です。
本体に対して壁の穴が右か左かにより、
本体裏の冷媒管・電源・ドレインホースをどちらへ出すかが変わります。
位置関係をしっかり確認してから、各配管を適した方向へ出します。

冷媒管の接続

次に、壁の穴から冷媒管を通します。
壁に取り付けた据付板にエアコン本体を仮止めします。
壁の穴を通した冷媒管とエアコン本体からでている冷媒管を接続します。

接続が済むと、冷媒管をテープで巻き、エアコン本体裏へ納めます。
それに沿わせて、室外機用の電源コードも一緒に巻きつけて外に出します。
ドレインホースも室外へ出し、室内側の作業は一旦終了です。

室外機との接続

次に外へ回り、室内から出ている、冷媒管・電源コードを室外機に接続します。
基本的には、これで配管・配線工事は終了です。